2008年8月30日土曜日

柏でハワイアンフェスタ

今日の仕事は、柏でハワイアンフェスタの音響と照明です。誰だ、また雨男ラスカルとほくそ笑んでいるのは!雨が降ったり止んだり、天気はご機嫌斜めでしたが、ハワイアンバンドが6バンド、ハワイアンダンスチームが10組と大変にぎわいました。
運が良いか悪いか、日頃の行いが良いのか、途中から御覧のように晴れて、夕方無事終了後、(サー後片付けと)、言った途端、バケツをひっくり返したような、土砂降りの雨となり、またもやパンツまでびしょ濡れになったのです。明日も頑張ります。やっぱりラスカルの現場は何かあるな!そんな声が聞こえつつある、今日この頃です。

2008年8月25日月曜日

夏野菜、秋野菜のコラボレーション

いつも仕事の現場でお世話のなっている方から、赤ピーマン、ナス、その他にミョウガ、シソを頂ました。


夏野菜、秋野菜のコラボレーション炒めです。厚揚げを加えてボリュームを出しました。ミョウガは、白菜キムチとブレンドしてキムチにしてみました。今日もワインがうまいぞ!ご馳走様、んー満足です!

多目的ミキサー

4CH入力、2CHAUX入力、2SUBステレオ入力、ステレオ出力、4マトリックス出力、ステレオモニター出力の小型高性能ミキサーです。各中継ポイントの音声を纏めたり、マトリックス出力を利用して中継ポイントに音声を返します。AUX入力を利用して本線の音声やCUEを送り込めます。ステレオ出力は、現場のPAに使用したり、モニターとして使用できます。

中継のみならず、何台ものミキサーの出力を纏めたり出来るよう、音質を重視して設計してあります。 フェーダーはPGのプラスチックフェダーをアンプ部は自作のモジュールアンプを使用しています。音楽現場では、ボーカル、MC、楽団、会場ノイズマイクの音声がそれぞれのミキサーで纏められてきます。その音を最終ミックスとして纏めます。

電源部です。ノイズフィルターや2段レギュレーターを採用して音質向上を計っています。電圧計と電流計があり、切り替えで監視でき、ミキサーの動作状態を把握できます。

2008年8月23日土曜日

現場のお助け機材

帯域をバーグラフ状に表示するスペクトラムアナライザーです。
マイクを接続する事によって、現場の音響状態を把握する事が出来ます。また、ハウリング等のポイントを把握する事も出来ます。通常では、私たちプロの世界では耳を頼りに判断します。このような機器を使用することはあまりありません。しかし、人間は機械と違って生身ですから、体調等によって耳の感覚が影響を受ける事もあります。こんな時、参考になるものがあれば助かります













全帯域を平均的に出力するホワイトノイズ発信機です。人間の耳の特性(フレチャーマン)に対応したピンクノイズも出力できます。現場の音響機材に接続、スピーカーから再生して、マイクで拾いアナライザーで見ます。これによって現場の音響を把握できるのです。

2008年8月21日木曜日

小物達ParT2

普段は低域を再生するスーパーローと中高域を再生するミッドハイは、マルチアンプでドライブしますが、会場などがそれほど広くなく、マルチアンプにする必要が無い時に使用するスピーカーネットワークです。低域と高域のパワーメーター付きです。ネットワークですが最大入力は300Wまで可能です。パワーメーターも300Wまで表示できます。

高域の位相切り替えと、8KHzから、3dB高域をアップ出来るスイッチがあります。電池ボックスは、暗所でメーターを見るためのランプ用ですが、このランプ(LED)は、普段ピークランプになっていて、低域は200W、高域は、150Wの時、点灯します。メーター下のスイッチでランプになります。









会場がとても広い時にメインのスピーカーだけではエリアをサービスできないのでサブとしてトランペットスピーカーを併用します。皆さんはえーと思うかもしれませんが、最近のトランペットは、アンプの性能が良ければ、低域は出ないですが、明瞭度が高く馬鹿に出来ません。ただし、100Vラインで使用するため、トランスでインピーダンスを上げる必要があります。また長距離(50m~100m)ケーブルを延長するので、トランスが必要になります。一般のアンプではこれだけ延長すると容量負荷によって発信したり、減衰して音量が上がらなくなります。トランスを付加すると、容量負荷を回避できます。又、トランスで電圧を上げて電流を減らす事によってケーブル抵抗の影響が受けにくくなります。同じ電力を伝送するには、電流×電圧=電力となり、電圧を上げれば電流は減り、電圧を下げれば、電流が増えるという、電圧と電流は相反する物なのです。何故、東京電力の高圧線が66000Vと高電圧なのか分かりますか?それは、こうする事によって電流を減らし、送電線の抵抗(抵抗によって電熱器と同じくなる)による発熱を減らしロスを少なく伝送するためです。電流が増えれば電線の抵抗値によって発熱が増えてその分だけロスが増えるのです。


話がとても長くなりましたが、このトランスBOXは、トランペットスピーカーを使用するときに使います。音質を重視してラックスのマッチングトランスを使用しました。メーターは凝って見ました。270度回るユニバーサルメーターを使用して、最大100Wを指示するようにしてあります。









ミキサーやエフェクター、CD、MD等の電源を接続する時に使用するユニットです。アースラインから切り離す絶縁トランスやノイズフィルターが3系統内臓されています。 これによって沢山の機器が接続した時の電位差を防止します。 電圧計付きです。




2008年8月19日火曜日

活躍する小物達

最初は簡易ミキサーにもなるアッテネーターBOXです。最近のミキサーは、トランスレスの電子バランスなので、中継等、外で使用する時のノイズやレベル等の点で不安があります。こんな時、トランスを使用しているこのBOXがあれば安心です。

スイッチで各チャンネルのグランドを切り離したり(グランドリフト)2チャンネルの簡易ミキサーになります。簡易ミキサーの時は、トランスを経由してそれぞれ出力されます。トランス分岐にも成ります。







トランス分岐BOXです。EMGの取材カメラや音声を分岐する必要があるときに使用します。接続される機器が、それぞれ影響しないように出力はトランスを経由します。アースを切り離すグランドリフトがそれぞれにあります。入力は、キャノンとピンジャックがあり、ミキサーやCD等の出力を分岐したり出来ます。VUメーター付きでヘッドホンアンプも内臓しています。VUメーターは-20dBと0dBのレンジ切り替えができます。ヘッドホンモニターのみ乾電池駆動となっています。
ミキシングパッドです。これは、二つの音声出力を一つに纏めます。例えば2台のミキサーの出力を一つにしたり、CDやMDの出力を一つにしたりします。お互いに影響が出ないような回路になっています。以上3点の小物を紹介しましたが、これらの優れたところは、基本的に能動素子を使用していません。故障する事がまずありません。いつでもすぐに使える、信頼性の高い便利な小物達です。

2008年8月17日日曜日

メーカー品には無い、便利グッズ達

トップバッターは、中継や公開録音に便利な音声モニターです。
2CH入力があり、スピーカーモニターは、二つの入力音声をスイッチで切り替えてモニターできる他、ミックスしてモニターも出来ます。ヘッドホンモニターは、ステレオでモニターできる他、スイッチで切り替えて、それぞれをモノとしてモニターできます。VUメーターは、スイッチで切り替えて、それぞれを監視出来る他、レベルのレンジ切り替えがあり-20dBと0dBを切りかえられます。
モニター系の音声はそれぞれ入力調整があって、二つの入力レベルをそろえる事が出来ます。 電源は、ACを使用できる他、電池駆動も可能です。

電池駆動の時、節約するため、スピーカーアンプやヘッドホンアンプの電源を切る事が出来ます。







音声のレベルを調整できるアッテネーターBOXです。入力レベルを2dBずつ調整できる他、更に0.2dBずつ調整できるサブアッテネーターを搭載しています。

VUメーターは、4回路の格入力レベルや出力レベルを監視でき、-20dBと0dBのレンジ切り替えがあります。また、ヘッドホンでもモニターが出来ます。
入力は、トランスに2回路巻き線を使用しているので、600Ωが2回路有る他、スイッチによって10KΩの入力切り替えがあります。ステレオの音声をモノラルにする時、抵抗でミックスしてモノにすると音が痩せたりすることがあります。この2回路入力に入れてトランスでモノに合成すると音も痩せません。又、トランス単独の使用も出来、アッテネーターも単独で使用できるよう切り離しスイッチがあります。 アッテネーにはスタートスイッチがあり、CDやMDプレーヤーのスタートBOXとしても使用できます。
特に中継や公開録音などの時、スタジオと違って、音声監視や音声レベル、ノイズ対策等、いろいろな対応が迫られた時、便利なグッズです。

2008年8月14日木曜日

リニューアル

写真は、スポーツ等の実況の時、欠かせないアナウンスカフBOXとディレクターズキューBOXです。











これは、アナウンサーが実況する時に自分でマイクを入れたり切ったり出来、イヤフォン等でモニターが出来ます。
リミッターも内臓していて、アナウンサーが興奮して大きな声を出しても自動的に抑えます。
又、ディレクターズBOXと接続して、ディレクターの指示を受けたりトークバックを使用して会話が出来ます。











ディレクターズキューBOXは、アナウンサーカフBOXに割り込んでアナウンサーに指示(キュー)を出したり、モニターの音声を切り替えたり出来ます。3系統までキューを出せるのです。
この機器は、25年前に私が放送局に在籍してい頃、中継用に製作したものです。引退してから、ずーと出番が無かったのですが、現在の仕事で日の目を見れそうです。
それは、国体やインターハイでの活用です。この機器を使えば、ロードレース等、長距離の競技に放送席のアナウンサーに指示を出したり、ロードレース沿いの放送に割り込んだり、選手控え室に放送をかけたり出来るのです。多様な使い方が出来、私もこの子達の活躍をとても期待しています。

2008年8月11日月曜日

メンテナンス

写真のように、いつも機材を使用できるように、セッティングをして機材のメンテナンスをします。
ミキサーは全ての入出力回路を点検します。
スピーカーからパワーアンプ、エフェクターも点検します。仕事の現場において、故障していて使用できないというトラブルは、許され無い事なのです。

出番を待つ機材達

写真に写っているのは、私の仕事の良きパートナーである機材達の一部です。

機材の協力があって私の仕事は成り立ちます。
そして、信頼関係が無くては出来ないのです。
メーカー品もありますが、大部分は自分で作った可愛い子供達です。これから、この機材達について、紹介していきます。

秋葉原UDX祭り最終日

今日で秋葉原UDXのお祭りイベントが最終日でした。


最後の機材撤収で突然、雨が土砂降りになって、みんなパンツまで、びしょ濡れに成って機材を撤収したのです。ラスカルの現場は何かあるな!?誰だよそんな事言っているのは!どうせ俺は雨男だよ(僻み)!

まあラストは大変でしたが、御覧のように独楽回しなどの伝統芸能(大道芸では有りません。間違っても言ってはいけません) 等あって盛り上がりました。
この方80歳の大ベテランで、中々の迫力でした。


















そして、最後は人気沸騰中の鼠先輩です。もの凄い人が集まりました。

本当に皆様お疲れ様でした。

2008年8月10日日曜日

今日もUDXです。

今日も秋葉原UDXでお祭りのPA現場です。ライブ、中国雑技団のショー有りと多彩な演出です。
でも、やっぱり本場の雑技団は凄かったです。
この写真の女性はサントリーのウーロン茶のCMにも出ています。




















この男性もサントリーのCMに出ていました。
鉄棒をくるくる回るCMです。記憶にありますか?

2008年8月9日土曜日

秋葉原UDX

今日は、秋葉原駅近くに出来たUDXビルのイベントの音響です。
あの忌々しい殺人事件があった現場の近くです。今は人も沢山訪れ、もとの平和な雰囲気に包まれています。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申しあげます。

浅草のサンバとマジックショーがこれから行われます。
とても暑い一日です。

2008年8月6日水曜日

ビバ、バングラディシュ、そして神戸ならぬ、秩父

代々木公園でバングラディシュ展の現場です。



イベントの音響と電気工事の仕事でした。

カレーの香りに包まれた展示会の後、地獄が待っていたのです。
バングラディシュ展の後、秩父の全国高校生対抗ロードレース現場へ、寝ずに向かいました。朝5時から設営が始まりました。今回の仕事は、ロードレースのスタート地点の音響、中間地点の中継、閉会式場の音響設営が主です。今回、新しい試みとしては、スタート地点からの音声をNTTの放送専用回線を使用して中継地点へ伝送放送します。何しろ湿度が高くて暑い秩父です。丸一日寝ずに行ったので、暑さで目眩がしてしまいました。それに輪をかけて、設営で時間が無くなり、朝5時に朝食を食べたきり、昼食抜きで、夜9時まで食事が取れませんでした。

ロードレーススタート地点の放送設備です。ここで実況をしています。


この音声は、ここで流される他、NTTの放送専用線を利用してここから3Km離れた緑の村という地点へ送っています。其処でもこの実況が流れているのです。

この写真に写っているミキサーはスエーデン製のSATTというメーカーのSAM42と言う4CHミキサーです。中継や映画のロケ等に使われていて信頼性の高いミキサーです。メンテナンスフリーで、基盤からフェーダーまでばらばらになり、掃除など簡単に出来ます。よく出来たミキサーです。入力、出力共にトランスが使われています。又、入力には無線などの電波障害を防ぐためにローパスフィルターが使われています。

この写真が中継地点の放送設備です。