2011年6月30日木曜日

30年選手

私のスピーカーシステムがホーンシステムだった頃、低域用として38cmウーハーを駆動するために製作したパワーアンプが、知人の所へ行っていたのですが、先日、20年ぶりに戻ってきました。
知人が、家を引越ししたため、大型のシステムを置くことが出来なくなり、小型化する事になったためです。









純Aクラス動作で、出力30W、完全無帰還、左右独立電源、マッチング出力トランス付きです。
出力段は日立製MOSFETでパラプッシュです。ドライブ段はNS社のLF356Hセレクト品に1石電流ブースターを付けています。
状態も良好、動作も良好です。スピーカーに接続して、音を出して見ました。
電源部がしっかりしているため、安定した音で音量を上げても崩れません。
30年経過していますが、パーツを厳選してしっかり作れば、何時までも使用出来ると言う良いお手本です。












2011年6月23日木曜日

今後の計画

さて、ずーっとサボっていた、セレクターの工作を開始しました。

FMAMチューナー、カセットデッキ2台、CD、MD、DAT、PCMを接続、全てを再生、それぞれダビング、又外部入力3系統を持っています。


全ての録音セレクターには、バッファーアンプを設け、フロントパネルに外部入力、出力端子を設けました。


また、再生系のレベルを監視できるようにメーターを設け、ゲイン調整付きです。



















                                                                

次に着手する予定が、次回の手作りアンプの会、冬のお寺大会テーマの乾電池アンプです。


かなり前に製作したアンプを改造することにしました。
















電源部トランスを撤去、水素ニッケル電池を内蔵させ、充電回路を付加、ACアダプターで充電します。


乾電池電源でどんな音に変化するか、今から楽しみです。


























2011年6月8日水曜日

サウンドグッド

先日、息子と娘が小学校時代にお世話になった、音楽の先生に15年ぶりに再会しました。
現在は学校を退校して、障害者支援団体レクタスの代表者と活躍しています。
活動の一環として、学校の音楽室を使用して行う、スクールライブを開演するにあたって、音響の手伝いをお願いされました。
ライブに出演するのはスメルスグットという、ファンキーなサウンドを持つ、Jポップスバンドです。
ドラムは浜崎あゆみのバックバンドもしている等、全てのパートが普段が有名アーティストのバックをしているスタジオミュージシャンです。









バンドはドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルは3人です。
会場のPAは音楽室の広さから、ドラムだけは全てスピーカーから出さず、少し迫力を出すため、キック(バスドラム)のみです。
実際の楽器の生音があるので、これに更にマイクで、それぞれ拾った音を付加します。
今回は、ビデオに収録、DVD化するので、収録のため、全ての楽器をマイクで拾ったので、PAと別に録音用のミキシングをしました。
そうしないとPAのミックスでは全体音のバランスが悪くなるためです。





















今回の収録のミキシングは、現在、私の住んでいるゲストハウスに居る、イギリス帰りのトシにお願いしました。彼は、イギリスロンドンのメンフィススタジオ(アビーロードスタジオと同じ設計者が作った)で活躍して、現在は日本で、メジャーデビューする、アーティスト達のレコーディングを行っています。













スピーカーは38cmウーハー4個搭載のタンデムドライブのスパーロー2台、前回製作したミッドロー4台、10cmフルレンジ4個を搭載したハイボックスを2台使用しました。

ハイボックスは、6AQ5PPの真空管アンプでドライブしました。

ブログにも製作を投稿しています。

予想道理のクオリティの高いサウンドが得られました。

演奏はとても素晴らしく、ミキシングがとても楽しかったです。

会場のみんなものりのりで本当に良かったと思いました。

このライブに参加した子供達は、有る意味では人並みに感覚の優れたところがあります。

この子達に私の手作りPA(アンプ、スピーカー等)を受け入れて貰って感無量です。